アラビア書道展示会「ギャラリー」-Arabic Calligraphy Exhibition (Gallrey)
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パズルはワークショップ専用です。
参加者は10歳以上です。
図案のサイズは約90×79cmです。
このデザインの歴史は約600年前にさかのぼります。
このデザインはコマレス宮殿の壁龕の内部飾っていたものです。コマレス宮殿は、アンダルシア地方(現在スペインとポルトガルを含む古代イスラム地域)のグラナダにあるアルハンブラ宮殿と城塞の一部を成しています。この壁龕は「アラヤネスの中庭(もしくはミルテの庭)」の北側にある「船の間」に続くエントランスの アーチ道にあります。アルハンブラの建築複合体は1238年に、ナスル朝の最初のアミール(首長)であり、グラナダの首長国創始者のムハンマド・イブン・アル=アフマルによって建築が開始されました。コマレス宮殿は13世紀初頭にイスマイル1世によって創建が開始された宮殿複合体の核であり、その後同世紀を通してユースフ1世とムハンマド5世により改修、改造されました。アルハンブラとはアラビア語ではアル=ハムラで(الحَمْرَاء Al-Ḥamrā)、形容詞「赤」の女性形です。
一つ一つ手作業で切り出されたタイル片によるモザイク タイルは、 ゼリージュZellij 方式に則ったデザインを形成しています。モロッコ、アルジェリア、チュニジア、アンダルシアなど西方イスラム世界では、イスラムの幾何学文芸術を示するこの方法がよく用いられています。
図案は、独自の伝統的な方法に従って円と構造線を組み合わせ、幾何学的なデザインを形成するように用意しています。各形状に含まれる角度と構成要素(パーツ)のバランスは幾何学的に正確に計算されています。